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【2025】ドバイで使われる言語は?英語とアラビア語の活用シーンと実用的フレーズ集

ドバイは世界有数の国際都市であり、世界中から多くの人々が集まる都市です。そのため、さまざまな言語が飛び交っており、特に英語とアラビア語が重要な役割を果たしています。今回は、ドバイでの言語事情や実際に役立つフレーズを紹介します。

目次

ドバイの公用語は「アラビア語」と「英語」

アラブ首長国連邦(UAE)の正式な公用語はアラビア語ですが、ドバイでは英語が広く通用しています。これは、ドバイが国際的なビジネス拠点として発展し、世界中から多くの外国人が移り住んでいるためです。ビジネスや観光で訪れる人々にとって、英語は事実上の共通語として機能しており、日常生活からビジネスシーンまで幅広く使われています。

英語ができればコミュニケーションがとれる

ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)に属する首長国であり、正式な公用語はアラビア語です。しかし、ドバイの住民の大半は外国人であり、彼ら/彼女らの共通言語として英語が定着しています。特に観光業やビジネスの分野では、英語だけでほとんどのやり取りが可能です。

英語が通じる主な理由の一つは、ドバイが観光と貿易の中心地であることです。世界中からの旅行者やビジネスマンが集まるため、ホテルやレストラン、ショッピングモールなどでは英語が第一言語のように使われています。

また、ドバイには200以上の国籍を持つ人々が住んでおり、母語が異なる人々が円滑にコミュニケーションを取るために、英語が橋渡しの役割を果たしています。教育機関や政府の公式ウェブサイト、観光地の案内標識なども英語表記が充実しており、ドバイでの生活や旅行において英語は不可欠な存在になっています。

ドバイの教育機関では英語で授業を行う学校が多く、特にインターナショナルスクールや大学では、英語が主要な言語として用いられています。若い世代を中心に英語を話せる人が多く、観光客やビジネス関係者も英語ができればスムーズにコミュニケーションを取れるでしょう。

日常生活でのシーン

ドバイでは、日常生活のあらゆる場面で英語が通じます。ショッピングモールでは、店舗スタッフが英語で対応することが一般的であり、商品の説明や値段の交渉も英語で行えます。レストランのメニューも英語併記が多く、注文時のやり取りも英語で問題なく行えます。

公共交通機関を利用する際も、英語が大いに役立ちます。地下鉄やバスの案内表示は英語とアラビア語の両方で記載されており、乗車券の購入や路線の確認も英語で対応できます。タクシーの運転手も英語を理解するケースが多く、目的地を伝える際にも英語で通じます。

ドバイの日常生活では英語がほぼ標準言語として機能しており、英語を話せるだけで大半の場面をスムーズに乗り切れます。

ビジネスシーン

ドバイには数多くの多国籍企業が進出しており、ビジネス環境も非常に国際的です。企業の社内公用語として英語を採用している企業が多く、ビジネスミーティングやプレゼンテーション、メールのやり取りも英語で行われることが一般的です。

ドバイは中東地域のビジネス拠点として、多くの国際的な展示会やカンファレンスが開催される都市でもあります。「ドバイ・エキスポ2020」や「GITEX GLOBAL(テクノロジー展示会)」などのイベントでは、世界中の企業や起業家が集まり、英語を共通語として活発に交流が行われます。

銀行や不動産関連の手続きでも、英語が主要な言語として使われます。ドバイには外国人が購入できる不動産が多くあり、契約書やローンの手続きも英語で行われるケースがほとんどです。ドバイ政府の公式サイトやサービスの多くも英語対応が充実しており、ビザ申請や会社設立手続きも英語で進められます。

ビジネスシーンにおいても英語が主流となっているため、英語が話せれば仕事をするうえで大きな障害にはなりません。

アラビア語ができればもっと交流が深まる

英語が広く通じるドバイですが、アラビア語を話せるとより深い文化理解や人間関係の構築に役立ちます。

言語は、その国の文化・伝統と深く結びついています。地元の人々との親密な関係を築くには、簡単なアラビア語の挨拶だけでも役立ちます。「アッサラーム・アライクム(こんにちは)」や「シュクラン(ありがとう)」といった基本的なフレーズを覚えておくだけでも、現地の人々との距離が縮まります。

伝統的な市場(スーク)での買い物では、アラビア語だと値段交渉がしやすくなるケースがあります。地元の商人は英語を話せる人が多いのですが、アラビア語で話しかけると親しみを持って接してくれるため、より良い価格で商品を購入できる場合もあります。

アラビア語が必要となる場面として、行政手続きや法律関連の手続きが挙げられます。公式文書や法律文書はアラビア語で作成されており、政府機関の公式な業務はアラビア語で行われます。

多くの行政サービスが英語対応していますが、一部の公式文書や契約書はアラビア語でのみ提供されることもあります。そのため、アラビア語を理解していると、よりスムーズに手続きできます。

英語が主流のドバイですが、アラビア語を少しでも理解していると、現地の文化により深く触れ、地元の人々との交流を一層楽しめるでしょう。

ドバイが国際化した背景

ドバイが国際化した背景

ドバイが現在のような国際都市へと発展し、英語が広く使われるようになった背景には、いくつかの歴史的・地理的要因が挙げられます。元来、アラブ首長国連邦の一部として、アラビア語が公用語とされていましたが、経済成長とともに英語の重要性が増していきました。

中東、アジア、ヨーロッパを結ぶ場所に位置している

ドバイは中東に位置しながらも、アジア、ヨーロッパ、アフリカといった主要経済圏へのアクセスが容易な地理的要衝にあります。この戦略的な立地が、ドバイを国際貿易と物流の中心地へと押し上げました。

歴史的な貿易拠点としての発展

ドバイは古くから貿易港としての役割を果たしてきました。19世紀にはすでにインドやペルシャ(現在のイラン)との交易が盛んに行われており、真珠採取や香辛料貿易が経済の中心でした。その後、英国の影響下に入ったことで、英語が商取引の共通語として浸透し始めます。

20世紀後半には、石油輸出が本格化するとともに、近代的な港湾施設や空港が整備されました。特に、1970年代に建設されたジュベル・アリ港は世界有数のハブ港として発展し、アジア、ヨーロッパ、アフリカを結ぶ国際物流の要となりました。これにともない、英語を共通語とする多国籍企業が続々と進出し、英語の使用がますます一般化していきました。

航空・観光産業の発展

ドバイの成長を加速させたもう一つの要因が、航空産業の発展です。ドバイ国際空港は、現在では世界で最も国際旅客数が多い空港の一つとして機能しており、毎年数千万人の旅行者やビジネス関係者が訪れます。

政府の積極的な観光振興策により、世界各国から観光客が訪れるようになりました。ドバイ・モールやブルジュ・ハリファといったランドマーク施設の整備、リゾートホテルの開発などにより、ドバイは国際観光都市としての地位を確立しました。この観光業の発展とともに、英語が不可欠な言語としてさらに定着していきました。

石油収入に依存しない経済の多角化を目指している

ドバイは中東に位置するものの、他の湾岸諸国と比較すると石油の埋蔵量が限られています。そのため、政府は早い段階から「脱石油依存」を掲げ、多角的な経済発展戦略を進めてきました。その結果、金融、貿易、観光、不動産、テクノロジーなど多様な分野での成長が促され、英語が主要なビジネス言語として定着しました。

自由貿易区域(フリーゾーン)の設立

ドバイ政府は外国企業の誘致を目的として、1970年代以降自由貿易区域(フリーゾーン)を次々と設立しました。たとえば、ドバイ国際金融センターやジュベル・アリ・フリーゾーンは、外資企業に対する法人税の免除や100%外資所有を可能とするなどの優遇措置を提供し、多国籍企業の進出を促しました。

これにより、英語を公用語とする国際的な企業が増加し、ビジネスの場面では英語が共通語として広く使われるようになりました。昨今では、企業の社内公用語として英語を採用するケースがほとんどであり、契約書も英語での作成が一般的です。

テクノロジーとイノベーションの推進

ドバイはテクノロジー分野においても、急速な発展を遂げています。ドバイ・インターネット・シティ(DIC)やドバイ・サイエンス・パーク(DSP)などのハイテク産業拠点が設立され、Google、Microsoft、IBMなどの世界的なテクノロジー企業が進出しています。

政府は「スマート・ドバイ構想」を掲げ、ブロックチェーン技術やAIの活用を推進しており、英語がIT業界の標準言語として使われることから、国内の技術者や起業家も英語を積極的に活用するようになっています。

覚えておきたいアラビア語の簡単フレーズ

先述したように、簡単なアラビア語を知っていると地元の人々との距離を縮められ、よりスムーズなコミュニケーションが可能になります。ここでは、ドバイ滞在中に役立つ基本的なアラビア語フレーズを紹介します。

挨拶や基本的な会話

挨拶はどの国でも重要なコミュニケーションの第一歩です。特にアラブ文化では、礼儀正しい挨拶が人間関係を築く上で非常に大切です。 

  • こんにちは:السلام عليكم(アッサラーム・アライクム)
  • ありがとう:شكرا(シュクラン)
  • はい/いいえ:نعم(ナアム)/لا(ラー)

ドバイでは「アッサラーム・アライクム」はフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える挨拶で、非常に重要なフレーズです。

買い物やレストランで使えるフレーズ

ドバイには世界的に有名なショッピングモールや伝統的なスーク(市場)があります。ショッピングの際、基本的なアラビア語フレーズを使うと、より良いサービスを受けられたり、値引き交渉がしやすくなったりするかもしれません。

  • これはいくらですか?:كم سعر هذا؟(カム・スィア・ハーザ?)
  • メニューをください:من فضلك، القائمة؟(ミン・ファドリク、アル・カーイマ?)
  • お会計お願いします:الحساب، من فضلك(アル・ヒサーブ、ミン・ファドリク)

スークでは値引き交渉が当たり前なので、「ハル・タクディル・アン・タフキッド・アッサーア?(もう少し安くなりますか?)」というフレーズは特に役立ちます。また、高級レストランでは英語が基本ですが、地元の小さなレストランでは簡単なアラビア語が通じやすいので、メニューの注文などで活用するとよいでしょう。 

タクシーや公共交通機関でのフレーズ

ドバイではタクシーを利用する機会も多く、ドライバーが英語を話せることが一般的ですが、簡単なアラビア語を知っておくとスムーズに移動できます。特にタクシーアプリを使用しない場合や、道を尋ねる場合に役立ちます。 

  • ここまで行ってください:خذني إلى هذا المكان(フズニー・イラ・ハーザ・アル・マカーン)
  • メーターを使ってください:من فضلك، استخدم العداد(ミン・ファドリク、イスタフディム・アル・アッダード)
  • どこで降りればいいですか?:أين يجب أن أنزل؟(アイナ・ヤジブ・アン・アンジル?)

ドバイのタクシーはメーター制ですが、観光客向けに高額な運賃を請求されることがあるため、「ミン・ファドリク、イスタフディム・アル・アッダード(メーターを使ってください)」というフレーズを覚えておくと、余計なトラブルを避けることができます。

ドバイで言語の壁を乗り越える方法

ドバイ現地でコミュニケーションに困る場面も出てくるかもしれません。ここでは、言語の壁を感じることなく、ドバイで快適に過ごすための具体的な方法を紹介します。

現地で役立つ翻訳ツール・アプリ

英語やアラビア語が分からないときに便利なのが、スマートフォンの翻訳ツールやアプリです。リアルタイム翻訳が可能なアプリを活用することで、簡単な会話のやり取りがスムーズになります。 

主要な翻訳アプリ

Google翻訳(Google Translate)

  • テキスト翻訳だけでなく、カメラ機能を使って看板やメニューを即座に翻訳できる。
  • 音声入力にも対応しており、会話の補助にも役立つ。
  • オフライン翻訳機能があり、事前に言語データをダウンロードしておけばインターネットがなくても使用可能。

Microsoft Translator

  • 多言語対応の無料翻訳アプリで、音声やテキストのリアルタイム翻訳が可能。
  • 会話モードがあり、相手と同じ画面を見ながら翻訳された内容を確認できる。

SayHi Translate

  • 口語表現をより自然に翻訳することができる。
  • アラビア語にも対応しており、発音の音声再生機能が便利。

移動に役立つアプリ

Careem(カリーム)

  • 中東・北アフリカ地域で広く使われているタクシー&配車アプリ。
  • 英語表記に対応しており、目的地をアプリ内で入力できるため、ドライバーとの言語の壁を感じにくい。
  • Uberもドバイでは利用可能だが、Careemはローカルのドライバーにより広く普及している。

これらのアプリをスマートフォンにダウンロードしておけば、言語の壁を感じる場面でもスムーズに対応できます。 

簡単なアラビア語を学ぶ方法

初歩的なアラビア語を学ぶ方法を紹介します。

自主学習ツールで学ぶ

Duolingo(無料)やRosetta Stone(有料)などの語学学習アプリを利用して学べます。ネイティブスピーカーの発音を学ぶことができ、より実践的な言語能力を身につけられます。

ドバイの語学学校に通う

Eton Institute(イートン・インスティテュート)やBerlitz Dubai(ベルリッツ・ドバイ)、Arabic Language Centre(アラビック・ランゲージ・センター)などの学校では、初心者向けのアラビア語講座が提供されており、短期間でも実用的なフレーズを学べます。

文化センターや交流イベントに参加する

ドバイでは、地元の文化を体験できるワークショップやイベントが定期的に開催されています。アラビア語の基礎を学びながら、アラブ文化についても理解できるプログラムが用意されています。

困ったときの対処法

言語の壁に直面したときに役立つ対処法を知っておけば、ドバイでの滞在がより快適になります。

簡単なアラビア語の単語やフレーズを覚えておく

いざというときに備えて、「こんにちは(アッサラーム・アライクム)」や「ありがとう(シュクラン)」などの基本フレーズを覚えておくと、困ったときの助けになります。

ジェスチャーや筆談を活用する

ドバイでは、英語が通じにくい場面でも、ジェスチャーを使って伝えれば意思疎通ができる場面は多くあります。筆談やスマートフォンのメモ機能を活用して、簡単な単語を書いて見せるのも有効な手段です。

スマートフォンの翻訳機能を利用する

Google翻訳やMicrosoft Translatorなどの音声翻訳機能を活用すれば、リアルタイムでの会話が可能です。タクシーのドライバーやローカルなお店での買い物時に活用すると、スムーズにコミュニケーションを取ることができます。

現地の人に助けを求める

ドバイは親切な人が多く、困ったときに助けを求めると快く対応してくれる場合が多くあります。ホテルのスタッフやショッピングモールのインフォメーションデスク、駅員など、英語を話せる人に助けを求めるのも一つの方法です。

まとめ

ドバイでは英語が広く使われているため、観光やビジネスで訪れる人にとって言葉の壁はほとんどありません。英語にプラスして、基本的なアラビア語フレーズを覚えておくと、地元の人々とのコミュニケーションが円滑になり、より温かい歓迎を受けることができます。

簡単な言葉でもアラビア語を話すのは、現地の文化を尊重する姿勢を示すことになります。短期間の滞在でも、少しの努力でドバイでの体験がより豊かで有意義なものになるでしょう。

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